Bonjour!
昨日は久しぶりにCédricと色々話すタイミングがあったから
ゆっくり話をしてみた。
そしたらもう8年近く一緒に居るのに気づかされることがたくさんで
すっごく楽しい時間だったなぁ。
あとね、気付いたんだけど、こっちに来てから本当に思うのが
日本とフランスだと結婚観て全然違うなぁーってこと。
日本だと「女は30までに結婚」とか「同棲したら結婚」とか
当事者じゃない第三者が声を大にして言ってたりするけど
フランスは全くそれが無い。
実際、Cédricの周りの友達(みんな私より年上)なんか
結婚する気配全く無し。焦ってる気配も無し。
みんな自分のすきなことしてる。
だからと言って周りがそれをとやかく言わない。
「いつまでそんな生活してるの?」「結婚は?」「彼氏・彼女は?」
なんてナンセンスな質問はしない。
なんでかって、それはとってもパーソナルな問題だから。
周りがとやかく言わない状況に来仏した当初はすっごく驚いた。
それに、結婚したくないという人がかなり多いこと。
あと子供欲しくないという人も多い。
ちなみにCédricも初めは「結婚する気無い」と言っていた張本人。
でも私は25で結婚して28くらいで子供を産むという自分勝手な
ライフプランを考えていたから付き合った当初にこれをCédricに
伝えていた気がする。(その通りにしてくれてありがとう。)
これは多分、というか完全に私の作戦勝ち。
こっちでは同棲した=結婚と考える人が少ないのもビックリしたなぁ。
私はこの考え方が普通だと思っていたから「いつ結婚するんだろうね〜?」なんて
話をしてたらCédricに「結婚はしないんじゃない?」と言われた時の衝撃たるやいなや。
でもそれがまかり通るというかそのスタンスはいいなぁと思った。
日本は第三者がとやかく言い過ぎる。
当事者たちが決めればいい問題を野次馬がわーわーきゃーきゃーと。
その人たちは言うだけ言って、そっから先はなんの責任も持たないのに。
本当に国が違えば考え方も全く違う。
こんな話をしているといつも「普通ってなんだろ?」って考える。
普通、一般的、常識。
自分の見識が広がれば広がるほど、その境目なんて結構曖昧で
たまに真逆だったりするからぐちゃぐちゃになる。
でもだからこそ私は見識を広めることって大切だなぁって思うことの方が多くて。
自分が正義だと思っていたことが、あちらでは悪と言われてることなんて結構ざらで。
だからこそ自分の中で何が一番大切なのか。
自分の価値観はどこにあるのかを自分の中で定めなきゃいけない。
自分自身がブレないように。というか自分を見失わ無いように。
見識を広めることで今自分が置かれている小さな世界を客観視出来たりもする。
日本では残業・飲み会が当たり前。
でもフランスではそれが一切ない。
フランスではお昼休憩が12時〜14時までが当たり前。
でも日本では1時間しかない。
こんな話をしていると何が常識で何が当たり前で何が普通なのかなんて
すっごく曖昧。
だったら最終的に自分の心がワクワクする方
自分が楽しい方に身を置くのが一番の正解だったりするのかも。
周りが言う「常識」「当たり前」「普通」なんて
一歩外に出れば「非常識」「当たり前じゃない」「普通じゃない」に変身するんだから。
なんて話をCédricと夜ご飯を食べながらベラベラ話ていた。
たまにはこういう夜も悪くないなぁ。
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